榊のある新生活の提案

「神の木」の文字通り、神棚や祭壇に供えるなど神道の神事に用いられる「榊」。
これまでは用途の限られていた榊の秘めたる魅力を発信し、私たちの生活により身近な存在となるような新たな使い方を提案していきます。例えば、暮らしを彩るグリーンとして、食卓を豊かにする器のデザインとして……葉が大きく照りが美しい上質な「神着榊」を通して、榊のある新しい暮らしを始めてみませんか?
共感していただいた企業様とのコラボレーションも承っています。

神着榊×株式会社クレイ「フラワーベース」

プロのフローリストたちに広く愛用されているフラワーベースメーカー「クレイ」。インテリア性の高いオリジナルの花器を展開しており、人気を博しています。そんなクレイの花器と神着榊のコラボレーションが実現しました。
これまでは神棚などのシンプルな榊立てに生けられてきた榊。しかし、葉が大きく照りが美しい神着榊は、それだけに留まらない魅力があります。
モダン、トラディショナル、フェミニン…さまざまなテイストの花器に挿すことで、また、ほかの花や葉ものと共に生けることで、榊はあらゆる表情を見せてくれます。日々の暮らしになじむグリーンとしての神着榊をぜひお楽しみください。

アクセス

〒106-0032 東京都港区六本木5-13-14-1F TEL 03-6229-2822
http://www.clay.co.jp

神着榊×陶芸家・佐伯良四郎「木の葉天目のぐい呑」

本物の葉を器に焼き付ける陶芸の技法「木の葉天目」。ツヤのある黒地に葉の形が浮かび上がる、不可思議で美しい器です。
13~14世紀、中国・宋の時代に始まったとされますが、いまだに製法は試行錯誤されています。難易度が高く、作り手が少ないため、希少価値があります。
この木の葉天目を長年研究し、陶芸専門誌や陶芸展で研究結果を発表している陶芸家・佐伯良四郎氏に依頼し、木の葉天目「神着榊のぐい呑」が完成しました。神着榊に独自の技法を施し、黒天目釉を掛けて焼き上げたぐい呑は、黒地にシックな金茶色の葉が美しく映え、口縁の朱色が全体を引き締めています。
「神の木」とされる榊を普段使いの器に取り入れることで、日々の晩酌が特別な時間になるはずです。

プロフィール

佐伯良四郎 Ryoshiro Saeki
陶芸家、日本画家。日本画家・吉田多最氏に師事。多摩総合美術展特賞ほか受賞多数。並行して陶芸を始め、陶芸家・渋谷太郎氏に師事。2012~2014年、全陶展入選。2012~2019年、陶芸財団展入選。陶芸財団会員。木の葉天目を約15年研究しており、近年は陶芸財団展に木の葉天目の作品を出展している。2020年、木の葉天目の技法を解説した書籍『新しい感覚の木の葉天目』『木の葉天目の新しい技法』を上梓。さらに新しい技法を求め、日々研究を続けている。
http://www.tama.or.jp/~saeki

【木の葉天目作品の販売サイト】
木の葉天目 むすびば堂
https://musuviva.theshop.jp